働きたくない大学生もいずれ迎える10年後・20年後のこと

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大人として扱われるようになる未来の自分は、大学卒業後から始まる毎日の積み重ねでゼロから作ることができます。

今やりたいことが分からなくても、10年後、20年後に決まっていれば良いと私は思います。

はじめまして。
この記事を書いた管理人のぽんです。

40歳になったときに、人に仕事を任せてもらえる能力が身に付いていることがポイントです。

プロになるためには10年くらいは時間が必要なので、30歳頃までにこの分野で生きていくと思える領域を決めている方がよいでしょう。

そうすれば、個々に働き方は違っても、何らかの形で自活していけると思います。

この記事では、

働きたくない大学生が考えておきたい未来のこと

について書いてみたいと思います。

タップできる目次

私も働きたくないと思う大学生だった

私は大学の講師として英語を教えていますが、大学卒業の時点では、自分のやりたいことが分からず就職活動もまともにできない学生でした。

ニートになりたいと思っていた訳ではありませんが、自分のやりたいことが全く分からなかったのです。

今振り返れば、その時まで自分の意思で人生の方向性を決めたことがなかったからだろうと思います。

親が言うように、周りを見ながら、なんとなく毎日の生活を送っているだけでした。

大学4年生でも自分のやりたいことが分からない

大学卒業間近の3・4年生になって、自分が将来やりたいことが決められない。

私の場合、就職活動がうまくいかないというよりは、周りのように意気込みをもって就職活動ができないことが問題でした。

今思えば、自分を否定されることを恐れていたのかもしれません。

私は英文科に通っていたので、英語関係の仕事かとぼんやり考えていたのですが、これと言って何ができるわけでもない(英語も飛びぬけて堪能ではない)ことはよく分かっていました。

周囲と比べ始めたら上も下もどれだけでもいる訳なので、恐れることなく、その時の最良の選択だと思うことをやるしかないのだと思います。

大学まで決められた道を歩んできただけだった

自分が親になり思うのですが、子供は親からの育てられ方に影響を受けます。

子育てには親が大切にしたいことが色濃く反映されているからです。

皆さんはどんな育てられ方をしましたか?

例えば、幼い頃からの勉強習慣は大切だと思っている親と、幼い頃は外遊びが大切だと思っている親とでは、子どもへの接し方は違って当然です。

私の育った家では、両親に学歴がなかったことが影響しているのか、大学に行くことを前提として育てられました。

小学校の次は自動的に中学校に全員が進学するように、私の中で大学に行かないという選択肢はなかったように思います。

何かの機会に「どうして大学に入学したの?」と尋ねられたとき、大学に行かないという選択があったことに衝撃を受けました。

つまり、大学の学部を決めるなどの小さな選択をしたことがあっても、人生を左右するような大きな決断をしたことがなかったのだと思います。

大学卒業を迎えるときに、初めて「あなたは人生どうしたいの?」と突き付けられたという訳です。

大学生には10年先を見て欲しい|誰でも働きたくないと思っている

職業柄「働きたくない」という大学生の声を聞くことが多い訳ですが、本音のところでは、誰でも遊んでいた方が気楽だと思っていると思います。

プライドをもち仕事に取り組んでいる人でも、仕事となれば選り好みはしていられませんし、多少なりとも嫌なことはあるものです。

一方、生きていくためには何らかの方法で収入を得る必要があります。

誰かを守らなければいけない立場にある人は、「働きたくない」という選択肢がただ無いだけです。

皆さんも面倒を見てくれる親御さんから離れ、本当に1人になったら、自立して働くしかなくなるでしょう。

「働かない」という選択肢はないのです。

5年・10年先を見て「今」の行動を決める

人間社会で生きていく上で「働かない」という選択肢はなくても、

  • 仕事の「内容と働き方」は自分で選ぶことができる

ことを知って欲しいと思います。

人はよく「何がしたいか」という職業内容を問いますが、「どのように働きたいか」を問われることは少ないのではないでしょうか。

同僚がいるチームで働く仕事がいいのか、自分ひとりで完結できる仕事がいいのか。

会社ではたらきたいのか、自宅で働きたいのかなど、自分が快適に働ける環境を探すことは大切だと思います。

10代、20代は周りに合わせようとしてしまいがちですが、頑張らずに過ごせる場所で働くことを検討するというのも1つの方法です。

  • 22歳:
  • 23歳:
  • 24歳:
  • 25歳:
  • 26歳:
  • 27歳:
  • 28歳:
  • 29歳:
  • 30歳:

自分の理想の働き方を知るためにも、今の年齢から30歳まで、1年ごとに達成したい目標を書いてみて欲しいと思います。

毎年の目標とやりたいことを具体的に書けると良いです。

10年が無理なら、5年先まででも良いですよ!

今から約10年後、30歳になったときに身に付いている能力は、今日から日々積み重ねてきた取り組みの集大成です。

例えば、30歳になったときに「絵を描くことで生計を立てたい」とする場合、それまでの10年間をどうするか色々な選択肢が考えられます。

  • 絵に関わる仕事をする
  • 独立するために必要なスキルを得られる仕事をする
  • プライベートの時間を作りやすい仕事をする

など、できることは1つではありません。

20代は(親でも、他人でもなく)自分で居場所を選び、自分を教育するための時間だと捉えるのも良いと思います。

「働く」理由は自由に生きるため

働いて収入を得るというのは、自由を得ることと同義語だと思います。

働くということは時間も制限され、自由とは真逆のように思うかもしれません。

しかし、人間社会で自分の思いを叶えるには「すべてにお金が必要」です。

  • 美味しいものを食べたい
  • 欲しいものを手に入れたい
  • 旅行に行きたい

これらすべてを叶えるには、お金がいります。

もっといえば、

  • 屋根のある部屋で過ごすこと
  • 毎日ご飯を食べること
  • 教育を受けること

など、皆さんが恐らく当たり前にしてきたことも、お金がなければ、どれも実現することは難しいでしょう。

私は、子供が生まれ成長するに伴って、

  • 自分がしてもらってきたことを自分の子供にしてあげられない

ことで、現実を見た気がします。

お金があれば選択肢が増え、自由に選ぶことができますが、お金がないことで選択肢が狭まるのです。

制限されることなく自由に生活したいと思ったら、収入を得る必要がどうしてもあるのです。

大学生を終えてから10年以内に30歳を迎える

10代までは親御さんのもとで過ごしている場合がほとんどで、同年代のクラスメートと自分を比べても、何かが大きく変わるということはないのではないでしょうか。

しかし、20代からは違います。

大学卒業後に選んだ自分の選択で、30代以降の生活が大きく変わる可能性があります。

20代に取り組んできたこに無駄なことなど1つもなく、30代に繋がっていくと感じます。

20代は自分で自分を磨いていく時期です。

理想の働き方を叶えられる場所を探す

20代は自分ができそうだと思う、興味のあることに挑戦して、自分という人間をどんどん高めていく時期です。

働きたくないという気持ちが強いなら、

  • 自分がやってもいいこと×収入につながることを選べば良い

と思います。

また、声をかけてもらったこと(仕事)を挑戦してみるというのも1つの方法です。

自分にとって条件の良い仕事はないかなと「意識的に」探し続ければ、良さそうな仕事は目に入るようになります。

私個人は、自分のペースでひとりでできる仕事が好きということに気が付いてから、そのような仕事ばかりを選んでいます。

  • 日本語講師(歴4年)
  • 英語講師(歴15年)
  • ハンドメイド販売(歴8年・お休み中)
  • WEBサイト運営(歴4年)

人と関わることは好きなのですが、ずっと同じメンバーと顔を合わせて仕事をしていくことにストレスを感じるので、会社員はなったことがありません。

私の場合:WEBサイト運営は数年かけて探した働き方

少し私自身のことを書いてみます。

20代の私が最初に得た仕事は、アメリカの大学で教える日本語教員でした。

とは言っても、日本語講師として給料をもらいながら大学院の授業を受けられるという、給料がもらえる学生というポジションでした。

私がこれに応募した理由は、

  • 将来的なメリットが大きそう
  • 海外で生活ができる
  • 英語力がイヤでも上がりそう

という、日本語講師をやりたいという熱い想いがある訳ではありませんでした。

このポジションに適した人材は他にいたようにも思いますが、20代の私にとってプラスになる非常に良い経験となりました。

一生関係が続くだろうと感じられる友人との出会いもありました。

アメリカで日本語講師を終えた後、残りの20代は日本語講師と英語講師の両輪で仕事の経験を積んでいきました。

その後、結婚をして引っ越しを機に、30代はゼロからの再スタートとなりました。

専門である英語講師は残し仕事を探し、日本語講師はやめました。

日本語教育の専門知識を増やすことはできましたが、興味がもてませんでした。

時間的に余裕ができたので、新たにできる仕事を考え、ハンドメイド作品の販売をすることにしました。

  • 写真を撮るのが好きだった
  • 基本的な編み方であればかぎ針編みができた
  • YouTube動画を見れば帽子を作れそうだった

という理由で、ひとまず販売を始めることにしました。

▷ 興味のある方は、こちら

私はフットワーク軽めに動くようにしていて、うまくいかなくても自分の時間と労力だけが無駄になるくらいのリスクであれば、挑戦しない理由はないと考えています。

しかし、数年間継続し、収入も安定して得られるようになる一方で、オーダーを受ける▷作る▷収入を得るという流れにしんどさを感じるようになりました。

毎回、作品を作り続けなければ収入を得られないという流れは、少しも休めないことを意味するからです。

資産のように、費やした労力がその後も利益につながるような働き方はないかなと。

その後、より良い働き方を求め、たどり着いたのがWEBサイトを収益化して運営することでした。

この働き方を見つけたときは「これだ!」と思いました。

  • 場所を問わず働ける
  • 自分だけで完結できる
  • 資産となって収益が得られる(1注文=1収益ではない)

軌道に乗るまでが大変だという説明は事前に受けましたが、私にとって理想的な働き方が叶うと感じました。

現在、サイト運営4年目で月額5-10万円を達成しています。

1日の隙間時間を使って、コツコツ取り組むことで収入を得られる働き方を気に入っています。

▷ 興味のある方は【WEB制作コース】、こちら

まとめ:働きたくない大学生におすすめしたい3ステップ

働きたくないと感じている大学生におすすめしたい3ステップをまとめて、この記事を終えたいと思います。

  1. 労働は必要不可欠であるので諦める
  2. 妥協できる働き方を考える
  3. 自分の働き方に近づける仕事を探す

について、まとめていきます。

働くことで初めて自由を得られるので、前向きに考えましょう。

自分の理想の働き方を明確にする

人間社会ではそれほど多くの働き方がある訳ではなく、

  • 人に雇われる(就職する)
  • 人を雇う(起業する)
  • 自分でやる(起業する)

のどれかにあてはまるでしょう。

例えば、同じ英語講師という仕事でも、学校に雇われて就職することもできれば、自分で塾を開業することも可能です。

同じ塾の開業でも、他の英語の先生を雇って経営側にまわることもできれば、自分が教えることもできます。

自分が将来的にどのような働き方をしたいのかを自覚することは、どのような仕事に就きたいのかと同じくらい重要だと思います。

途中で考えが変わるのも自然なことです。

理想の働き方への1歩を踏み出す

理想の働き方がすぐに叶うとは限りませんが、それに近づくことはできます。

20代は自分磨きの時間で、言ってみれば、誰かのサポート無しには何もできない人が多いはずです。

恐らく、満足に電話1本取ることはできないのではないでしょうか。

そんな自分の能力を冷静に判断して、謙虚に、自分のやれることを精一杯取り組む姿勢が大切です。

スクールで学ぶこともありですし、就職先でスキルを高めていくのもありです。

そこで学んだ知識や経験が30代の自分を作り、結果として理想の働き方を叶えることになるでしょう。

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